【座席レビュー】リニューアル踊り子
早速乗ってきました!E257系2000番台!特急踊り子6号でお試し乗車です。
座席
基本構造は中央線時代と変わりません。モケットの変更が主です。
リネンはモケットのデザインに合わせて小さくなりました。また、黒くなっている部分の中身が若干柔らかく仕上げられていて、後頭部にやさしいです。
テーブルは変更なし、黄ばんだ背面が語ってる。
リクライニングはこれくらい。もちろん以前と変わりません。座面スライドもそのまま。
座席周辺
スワローランプ設置、冷房吹き出し口の変更がなされています。
ロールカーテンはシンプルな柄に。その他は変更点なし。
コンセントが設置されました。今までなかった配置ですが、邪魔にならず、良いと思います。通路側向けのものはありません。
普通車の床は以前同様です。
その他設備
照明やお手洗い、ドア付近に変更点はありません。武田菱時代の名残をほぼそのまま残しています。
フリースペースはモケットのみ変更
グリーン車は半室から全室になり、以前の普通車部分もグリーン車となりました。そのため窓割が合わず、ハズレ席があります。
乗り心地
走行機器が更新されているため、静粛性は向上しています。しかし、力行時はかなり力強い音を発します。オタクにはうれしいノイズ。
E257系は中央線でカーブを多く越えるため、床下にクーラーを積み、重心を下げるという工夫がなされています。その効果かは不明ですが、線形のよい東海道線では抜群の乗り心地といえるほど揺れが少なかったです。
レビューは以上になります。
伊豆方面、東海道線特急に新たな選択肢が加わりました。全体的に見れば185系よりも大幅にサービスが向上していると言えるのではないでしょうか。しかし内装には中央線時代のデザインが多く残されており、完全に踊り子の世界観になっているかといえば、そうではないと言わざるを得ない状態です。マニアとしては嬉しいと言えなくもないですが、エクステリアデザインが大きく変更された手前、少し惜しい気もします。
以上のことを踏まえて100点満点中...
80点
というのが僕の評価です。少なくとも踊り子として、全く遜色ない車両であると言えるでしょう。